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[ワンポイント豆知識]
●柔道着今昔
 柔道着は初め、からだに密着していて、上衣もズボンも短かった。そのため防御が簡単で、すり傷もたえませんでした。そこで洋服の長所を取り入れ、長いものに改良された結果、背負投のような大技ができるようになりました。
●団体試合の礼法
1. 試合開始前 試合場中央で、チームが向かい合う。主審の合図で正面に立礼、次の合図で互いに立礼して、ひかえ席に着く。
2. 試合終了時(個々の試合終了後) 開始前と逆に、向かい合い、互いに立礼、次に正面に立礼して退場する。
パワーあふれる技の応酬 柔よく剛を制す

●柔道は日本で生まれたスポーツです。柔道衣を着けた2人が畳の上で互いに組み合い、投技・固技を用いて勝敗を競う競技です。また、単に技を競い合うだけでなく、礼儀などの精神面が強調される競技でもあります。
 1952年(昭和27年)には国際柔道連盟が発足し、現在では世界各国の柔道愛好家に親しまれています。
競 技 方 法
●競技の方法には、無差別・体重別・段位別・年齢別など種々の方法があり、また、団体戦(点取り・勝ち抜き試合など)と個人戦があるが、国体では団体戦(男子は5人、女子は3人編成。いずれも体重別)で競う。
 勝者数の多い方が勝ちとなり、内容が同等の場合は代表戦で勝敗を決する。
これだけは知っておきたい用語集
●技の種類
主な投技/背負い投げ・体落とし・内股・大外刈り・払い腰・ともえ投げ
主な固技/けさ固め・横四方固め・送り襟絞め・腕ひしぎ十字固め
●審判の発声
「始め」/試合の開始および再開の合図。
「そのまま」/選手の形をそのままにして試合を中断させるとき。
「よし」/中断した試合を再開するとき。
「待て」/衣服を直させるときなど、一時的に試合を中断させるとき。
「それまで」/試合終了の合図。
●審判の動作
1本/片手を上に高く上げる。
技あり/手のひらを下にして片手を水平に上げる。
有効/片手を斜め下45度に上げる。
競技のおこり
 柔道は、1882年嘉納治五郎が講道館柔道として開始したもので、1949年全日本柔道連盟、1952年国際柔道連盟が発足されました。
 1964年の東京オリンピックでは男子の正式種目となり、更に、1992年のバルセロナオリンピックでは女子も正式種目になるなど、世界の柔道として発展しています。また、国体では第5回大会から正式競技として実施されています。
●小杉町総合体育センター
 【小杉町戸破3111】TEL0766-55-3000
 CHECK!! センター内に躍動感あふれるモニュメント「輝く時空」が展示されている。