season line JUKENDOU
sports
[ワンポイント豆知識]
●木銃の先にはゴム製のたんぽ
 使用する用具は銃を型どった木銃の先端(剣先にあたる部分)に、安全のためゴム製のたんぽを付けたものを使用し、身体保護のため、剣道の防具に刺突部位の肩を着用しています。
一突きで勝負を決する心意気

●銃剣道は、防具を着けた2人が、銃剣を型どって作られた木製の用具(木銃)を持って、相手の定められた、部位(左胸部・喉)を突き、勝敗を決する競技です。
 機先を制して相手を圧倒し、正々堂々と勝負することを本分としているため、相手の呼吸を読んでの最初の一突きで雌雄を決する心意気で試合に臨みます。
競 技 方 法
●成年男子は、トーナメント方式とし、1位から4位までを決める。また、準々決勝における敗者をもって5位から8位までを決定する。
●少年男子も、1位から4位までは成年男子と同様に行う。5位から8位までは、準々決勝における敗者以下の指定トーナメントにより決定する。
●勝負はすべて3本勝負とし、試合時間5分、延長2分とし、勝敗が決しない場合は判定による。
これだけは知っておきたい用語集
1本の判定基準
気・剣・体が一致して、力強く正確に相手の左胸部またはのどを突いたとき。(相手の左拳の上からの突きを「上胴」といい、左拳の下からの突きを「下胴」という。のどを突いたとき「のど」という。) また、相手の突きを肩または左腕で防ぐような姿勢動作をするものに対しては突きした木銃の方向が突き部位に正確に向いていれば、肩または左前腕に対する突きも有効となる。
競技のおこり
 銃剣道は、明治初期から剣術や槍術をもとに研究がなされ、明治中期に銃剣術としてほぼ集大成されました。その後、人間形成に欠くことのできない諸要素を広く国民に普及するために、昭和16年に「銃剣道」の名称が生まれました。終戦に伴う武道禁止令の影響を受け、戦前の銃剣術の中にある戦技的な内容を完全に払拭し、純粋に武道の一種としてスポーツの形態に改め、人間形成に役立つスポーツ銃剣道として生まれ変わりました。
●山田村総合体育センター
 【山田村中瀬字上新田2】TEL076-457-2557
 CHECK!! 地域住民が集う体育館であり、平成11年に改修を実施。