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[ワンポイント豆知識]
●登山では靴選びが重要!!
 どんなに歩き方を研究しても、靴をきちんと選ばなければ、血マメや靴ズレで苦しい登山になってしまう。楽しく安全な登山にするために、次のことを考えて靴を選ぼう。
・厚手の靴下をはき、つま先を奥まで入れ、かかとに1cmあきをもつ。
・次に足と靴のかかとをきちんと合わせてひもを結び、5〜10分歩いて、合っているか確かめる。
・靴の深さは、足首まで入るものがよい。足首を保護し、下りのときに靴の中で足がズレてつま先を痛めないため。
・上りはゆるめ、下りはきつめの靴ひもの結び方が、足の疲労度を軽減するポイントだ。
 
トップクライマーが集う(登はん競技)

●山岳競技は、登山の技術や知識を正しく広く普及し、事故防止と登山の振興を図ることを目的に行われています。競技には縦走競技・登はん競技・踏査競技の3種類があります。この3つの競技は、自然を競技場とし、一般の登山で使われている技術や知識のうち、競技化できそうな内容を取り上げて、実施されています。また、登はん競技は、人工壁にてワールドカップと同様の国際ルールに準じた競技形式で実施しています。
競 技 方 法
●チームごとに、縦走・登はん・踏査の各種目を行い、3種目のそれぞれの順位の合計によって、各種別の順位を決定する。
●各種目ごとの順位は、1位チームを100点とし、以下1チームのタイムなどにより各チームの成績を点数化し、その点数で順位を決定する。
これだけは知っておきたい用語集
縦走競技/山岳マラソンともいわれ、約7kmもの山岳コースを、荷物を背負い一気に駆け上がる所要時間を競う。最も持久力を必要とする厳しい競技である。
登はん競技/スポーツクライミングともいわれ、傾斜角80.0。〜135.0。の人工壁の競技場において、規定の用具を使用してクライミングし、時間内にその到達高度を競う。
踏査競技/山岳オリエンテーリングともいわれ、山岳地帯の競技コースにおいて、荷物を背負い、記入した定点の位置の正確さと所要時間を競う。
競技のおこり
 第1回の国体が開催されたとき、登山は「山岳部門」として、展覧会や講演会などの形で行われました。1959年に日本山岳協会が設立され、スポーツ登山として見直しが図られ、第26回大会から「山岳競技」と改称されました。また、第35回大会から正式競技となり、国際ルールに準じたオンサイトリード方式の登はん競技になり、現在の形式が確立したのは第53回大会(1部先催県で実施)からです。
●つくばね縦走会場(縦走:少年)
 【城端町1721】TEL0763-62-8123(城端町国体局)
●桜ヶ池登攀会場(登攀:成年)
 【城端町桜ヶ池地内】TEL0763-62-8123(城端町国体局)
●たいら踏査会場(踏査:成年)
 【平村高坪山周辺山域】TEL0763-66-2240(平村教育課)
●かみたいら縦走会場(縦走:成年女子・少年)
 【上平村袴腰山周辺山域】TEL0763-67-3211(上平村国体室)
●金剛堂山縦走会場(縦走:成年男子)
 【利賀村金剛堂山周辺山域】TEL0763-68-2016(利賀村教育委員会)
●あかそふ踏査会場(踏査:少年)
 【井口村丸山周辺山域】TEL0763-64-2211(井口村教育課)