season line RIFLE SHOOTING
sports
[ワンポイント豆知識]
●銃器検査
 エア・ライフル、エア・ピストル種目の出場選手は、銃の所持許可証、射手手帳および会員証を、スモールボア・フリー・ライフル、スモールボア・スポーツ・ライフル、センター・ファイア・ピストル種目の出場選手は、銃の所持許可証、火薬類譲受許可証、射手手帳、会員証を携帯し、銃器検査で提示しなければなりません。
最小の標的10点は 直径0.5mm

●ライフル射撃は、銃身の長いライフル銃を使用するライフル競技と、ピストルを使用するピストル競技に分けられます。
 国体では、昭和26年の第6回大会から射撃競技(ライフル・クレー)として実施され、昭和33年の第13回富山大会からライフルとクレーがそれぞれ独立した正式競技として実施されています。
競 技 方 法
●標的の大きさは射撃距離、銃種で異なる。
●円形に印刷された標的は、中心が10点で、外側に向けて9点・8点・・・2点・1点と10個の同心円で得点圏が分けられており、弾の当たったところにより得点が決まる。
●勝敗は、標的に撃ち込まれた弾痕を審査採点し、合計点数によって順位を決める。満点は発射弾数の10倍になる。
●多くの種目では、観衆が見守る中で、本戦により決まった上位8名の選手による1発ごとの制限時間内の射撃と、その採点を10回繰り返す決勝マッチを行い、本戦得点との合計により最終順位を決定する。
これだけは知っておきたい用語集
立射/両脚で立って撃つ方法。
膝射/地面に片膝を立てて座り、立てた膝に片ひじを乗せて撃つ方法。
伏射/腹ばいになって撃つ方法。
肘射/いすに座り、両ひじを台に着いて撃つ方法。
口径/ライフル・ピストルの弾の大きさを表すことば。
競技のおこり
 スポーツとしてのライフル射撃競技は、1551年にドイツのライプチッヒで行われた記録があります。15世紀の終わりから16世紀の初めにかけて、ヨーロッパ各地に射撃協会が設立され、次第に一般大衆のスポーツとして発展し、1897年にはフランスのリヨンで第1回世界選手権大会が開催されています。オリンピックでは、第1回のアテネ大会(1896年)から正式種目として採用されています。
●富山県福光射撃場・ライフル射撃場(SFR・SSR・AR・AP)
 【福光町才川七34】TEL0763-55-1938
●福光町立吉江中学校体育館(BR・BP)
 【福光町荒木581】TEL0763-52-0328
●富山県警察学校射撃場(CP)
 【富山市向新庄771-1】TEL076-441-2211(代表)
 CHECK!! 3会場とも平成9年度以降に整備(改修及び改築)され、真新しい。