コーフボール

---Korf ball

●概要

 コーフボールは、バスケットボールに似たゲームです。ただし、バスケットにバックボードはなく、ポストを立てます。

 1チーム男女各4人が、アタックゾーンとディフェンスゾーンに分かれます。アタックゾーンのプレイヤーはアタック専門、ディフェンスゾーンのプレイヤーはディフェンス専門になります。そして、それぞれのゾーン内でプレーしなければなりません。2チームの合計得点が2点になるとゾーンを交代します。バスケットボールでいうドリブルは禁止されていますので、パス中心のゲームになります。

 コーフボールは、オランダのニッコ・ブロークフィセが、1902年に考案しました。他の球技では、男子と女子を別々にしてプレーしますが、このゲームは男女混合で楽しめるように考案されました。

●用具

 1)バスケット
  上縁は地面から3.5mの高さ。円筒形で、その中をボールが通るようになっている。

   2)ボール
  空気を入れたゴムボールを内側にし、外側を皮革か合成皮革で覆った1色、または2色のボール。周囲は68〜71p。
 空気を入れて固くし、ゲームが始まる前のボールの重さは425〜475g。

●競技方法

 ・ 各チーム男子4人、女子4人で構成し、各ゾーンに男子2人、女子2人を配置する。

 ・ 1ゲームは、前半、後半30分。ハーフタイムは5〜15分。

 ・ バスケットに入ると1点。2ゴールのたびに、プレイヤーはゾーンをチェンジする。


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