---Walking
生活様式が都市化するにつれて、自然の中で楽しく健康づくりをすることが、欠かせないものになってきました。
ところが、気軽なウオーキングのつもりでも落とし穴があります。ふだんの運動不足がたたってバテてしまったり、道に迷ったり、あるいは天候が急変しないとも限りません。それらに対応できるような対策をたてることが必要となります。
1)忘れ物がないかをチェックする 自分の山行形態などに応じ、装備チェックリストを作っておくとよい。 主なものは、登山用の靴、水筒、雨具、防寒具、 地図、磁石、ちり紙、メモ帳、食糧、ヘッドライト、予備電池など。 2)持ち物は、ビニール袋に入れる ザックの防水は完全ではない。防寒具や寝具が濡れないように注意する。 3)ツエルトを有効に使う 3〜4人のパーティに1つ、非常用軽テントとして、ツエルトを携行していると安全。また、風雨の中や寒冷時に、 長い休憩をとるときに利用するとよい。
1)ゆっくり歩く 歩きはじめがオーバーペースになりやすいので注意する。ゆっくり歩き、コンディションを整える。 2)静加重、静移動の歩行が原則 静かに体重を足に乗せ、静かに足を移動させる。足や膝にかかる負担を少なくする。特に長い下りでは、膝にショックが かからないように注意する。 3)立ったまま休憩する ちょっと息が切れてきたら、立ったまま数秒、あるいは数分休むとよい。景色でも眺めて、気分をリフレッシュする。逆に、 身体が冷え切ってしまうような長い休憩はとらないほうが無難。
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