ウェーブスキー

---Wave ski

●概要

 サーフィン、ボードセーリングに続く、新しいタイプのサーフスポーツがウェーブスキーです。座って楽しむサーフィンを想像すればよいでしょう。ただし、パドルを使用するので、カヌーの一種ということになります。

 ウェーブスキーの原型になったといわれるサーフカヌーは、30年以上前からイギリスで行われていました。そして、1970年代後半から、サーフィンのメッカであるオーストラリアで、現在のウェーブスキーが誕生しました。

 最新のウェーブスキーは、長さ2〜2.4mで、外見はカヌーよりもサーフボードに似ています。また、波に乗った感覚もサーフボードと同じようになります。

●用具

 1)ウェーブスキー ・・・ 本体のほか、シート、シートベルト、フットストラップ(足入れ)、パワーコード(流れ止め)などで
               構成されている。

 2)パドル ・・・ 櫂のこと。

●競技方法

 ・ サーフィンのルール、マナーと同じ。

 ・ 他人と同じ波に乗らない。

 ・ 水泳をしている人に注意する。

●楽しみ方

 ・ 通常のサーフィン場で楽しめる。特に、小さな波でもとても面白い。

 ・ 服装は水着でよいが、寒い時期はウェットスーツを着たほうがよい。

 ・ テークオフやターンが比較的容易にできる。

 ・ 視線が低く、波の体感速度や大きさに迫力がある。


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