バンパーは、ビリヤードの一種であり、これから派生したゲームです。しかし、日本 ビリヤード協会の公開競技には含まれず、レクリエーション的色彩の濃いビリヤードとして知られています。
ビリヤードは、紀元前400年頃に、ギリシャで始められた屋外競技が起源と考えられています。このゲームは、2個の丸いボールを棒で突き、円錐形の物に当てて遊んだと言われています。その後、このゲームは室内遊戯となり、2個のボールを象牙のアーチをくぐらせるようになりました。
18世紀にはイギリスで、台の穴にボールを入れる“ハザード”と いうゲームが行われました。その頃、フランスでは、赤い手玉で他の2つのボールを当てる“カランボール”というゲームが始まりました。18世紀には木製のキューが考案され、台床は木製から大理石や石盤に変わり、クッションはゴムになりました。19世紀にはヨーロッパからアメリカに伝わり、発達しました。
日本には、バンパーがいつ頃紹介されたかは定かではありませんが、1974年に(財)日本レクリエーション協会推薦用具として認定されており、その頃には日本製の用具があったことが分かります。
また、バンパーは“バンパープール”、“ゴルフビリヤード”などと呼ばれることもあります。
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