レクリエーション・クロッケー

--- Recreation croquet

●概要

 マレー(木槌)でボールを打ち進め、フープ(ゲート)を通過させ、ペグ(杭)に打ち当てるゲームです。ゲートボールは、このクロッケーをヒントに、日本で考案されたと言われています。ゲートボールと大きく異なる点は、ゲートボールが審判を中心にゲームを進めるのに対し、クロッケーは審判を置かずに、プレイヤー自身がゲームを進行させることです。フェアープレーの精神で、過度の勝利至上主義に陥らないようなゲームの進行を心がけなければ、ゲームは成立しません。

 標準規則が定められていますが、レクリエーションとしてのクロッケーの遊び方は、プレイヤーの好みや時間などの諸条件にあわせて、融通をもたせることができます。

●準備するもの

〔場所〕
 コートは長方形で、できれば芝の平面がよい。大きさは18.3×12.2mあれば十分。

〔用具〕
 1)マレット(木槌) ・・・ 8本

 2)ボール(木製) ・・・ 8個(直径8.6pぐらい)

 3)ウィケット(通過ゲート) ・・・ 9または10本

 4)ホームステーク ・・・ 1本(スタート地点に立てる杭)

 5)ターニングステーク ・・・ 1本(折り返す地点に立てる杭)

〔人数〕
 2〜8名、チームゲームと個人ゲームがある。

●ゲーム

1)自分のボールをすべてのウィケットに、順番に通過させる。

2)最初にこの行程を終わらせた人が勝ち。2つのチームの時は、同じチームのすべてのボールがホームステークに
 着かなければならない。

3)ウィケットは、1打でボールを通過させなければならない。通過できなかったらボールを元に戻し、次の人に代わる。

4)コートの外へ出たボールは、通過した地点に置く。


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