ダーツの起源は、中世イングランドの射手たちが、接近戦で身を守るために所持していた10インチ(約25p)の投げた矢に由来するといわれています。ヘンリー6世のときに、王位継承権をめぐる1455年から30年にわたる戦い、いわゆるバラ戦争の頃が起源です。
木の的は乾燥すると、表面に何本もの放射線状の亀裂が入り、ダーツボードのデザインの原形になりました。
また、1620年には、ビルグルム・ファーザーズによって「メイフラワー号」上で、ダーツが楽しまれたとの記録も残っています。そして、1896年には、イングランドのランカシャー州ベリーのブライアン・ガムリンによって、ボードに番号をつける方法が考案され、現代のダーツが始まりました。
日本では、米国のキャンプやイギリス人経営のパブなどで楽しまれていたようです。
1975年には、日本ダーツ協会が設立され、1977年に世界ダーツ連盟に加盟し、現在に至っています。
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