プラットホームテニス

--- Platform tennis

●概要

 プラットホームテニスのコートは、地上約70pの土台の上に鉄板を敷きつめ、周囲をスクリーン(金網)で囲ってあります。スカッシュのように再度バウンドする前に直接打つことができます。そのため強烈なスマッシュやサーブなどでも、リバウンドを待ってリターンすることも可能になり、ラリーが長く続きやすいのが特徴です。

 プラットホームテニスのボールは重くスピードも出るので、正確に打ち返さないと打ち負けてしまいます。パドルも短いため、スイートスポットでより確実に打ち当てる必要があります。

●場所

 専用コートが必要です。


●歴史

 プラットホームテニスは、1928年に生まれました。アメリカのプロテニス・プレイヤ ーが、冬でも練習できるようにと考えたのが始まりです。駅のプラットホームのようなコートは、手軽に除雪でき、床下に熱風機を設置して雪を融かします。

 はじめは、もっぱら冬季のトレーニングや、プロテニス・プレイヤーのスランプ脱出に利用されていましたが、しだいに独自のスポーツとして独立しました。


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