12 ラージボール卓球
場所 人数 対象年齢 運動強度
屋内 1人対1人 誰でも可 中度
特 色

  幅広い卓球競技の普及とレクリエーションスポーツとしても楽しめるよう昭和63年日本卓球協会がラージボールを使用する新卓球ルールを新しく考案しました。特徴としては、ボールサイズを大きく、軽くし、ボールのスピードを出にくいものとしたため、ボールの変化が少なく、高度な技術がなくてもラリーが続き、初心者から高齢者まで楽しむことができます。

用 具

<テーブル>

普通の卓球競技用のテーブルを使用する。

<ボール>

ラージボール(市販されているもの)

<ネット>

表ソフトラバーを貼ったラケットを使用する。
(ラバーの厚さの制限はないが粒高ラバーは使用できない)

ラージボール卓球と卓球(硬式)との違い
           種目別
 項目        

 ラージボール卓球

卓球(硬式)

 テーブル 高さ 76cm 高さ 76cm
 ネット 高さ 17.25cm 高さ 15.25cm
 ボール 直径
重さ
44mm
    2.2g 
直径
重さ
38mm
2.5g 
 勝敗の決定 1ゲーム9点先取 1ゲーム21点先取
コート
(1) 競技領域とするコートは、幅5m、長さ10mを標準とする。
(2) 卓球台のエンドラインより後方50cmにサービスラインを設ける。
競技方法

(1)

  1マッチは3ゲームとし、2ゲームを先取したほうが勝つ。

(2)

  1ゲームは9点先取したほうが勝ちとなる。双方の得点が8対8になったときは、以後2点連続して得点したほうを勝ちとするが、双方の得点が10対10になったときは、どちらかが1点先取することにより勝敗を決定し、そのゲームを終わる。

(3)

  エンドは1ゲームごとに交代する。ゲームが1対1になった後の最終ゲームでは、どちらかの得点が4点になったときにエンドを交替する。

(4)

サービス

1 

  エンドラインの後方50cmに設けたサービスラインよりも後方に両足をおき、フリーハンドを平らにした手のひらの上にボールを乗せてからサービスが開始される。

2 

  手のひらの上に静止させたボールを上に投げてからそのボールが落下する途中をラケットで打たなければならない。

3 

  サービスは2ポイントごとに交替する。ただし、双方の得点が8対8になったときは以後1ポイントごとに交替する。


ダブルスの場合

(1)

 はじめのゲームで、はじめの2回のサービスを行う組は、どちらが最初にサービスをするかを決める。(ABのうちAが最初のサーバーとする。)レシーブ側も同じようにどちらが最初のレシーバーになるかを決める。(XYのうちXがレシーバーとする。)1セット目はA-X-B-Y-Aの順でラリーが行われる。

(2)

 2セット目にはXYのうちどちらがサービスを出してもよい。ただし、Xがサービスなら相手のレシーブはAとなり、YがサービスならBがレシーブというように1セット目と逆になる。

(3)

 ゲームが1:1になった後の最終ゲームではどちらかの得点が4点になったときにエンドを交替するが、その場合、サービス者はそのままの順序で行うが、レシーブする側はレシーブする順序を替えなければならない。

(4)

  打球は必ず各組交互に打つ。交互に打たなかった場合は相手側の得点になる。


ダブルスのサービスとレシーブの順序

問い合わせ先
 富山県卓球協会ラージボール部
 〒930-2231
 富山市布目2210-26
 TEL 076−435-1887

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