スルーインゴルフは、誰もが楽しめるスポーツを目指して、平成元年に宇奈月町で生まれたゴルフとビリヤードとゲートボールを合わせたニュースポーツです。高度な技術を必要とせず、ルールも簡単です。ゲートを通過させる順番を変えることによって、たくさんのコースが楽しめます。

＜スティック＞

長さ７０ｃｍ〜９０ｃｍの範囲とする。
ヘッド　合成樹脂で直径６ｃｍの球状とする。

＜ボール＞

直径６ｃｍ、重さ１３０g±１０ｇ、材質　合成樹脂、
色　紅色　白色

＜ゲート・ホールキャップ・マーク＞

（１）

　コートは長方形とし、図に示すとおり木枠で囲み、木枠の内側で縦６ｍ・横５ｍとし、枠内に人工芝・ジュウタン等を敷く。

（２）

　スタート、ゲートの位置は、図に示すとおりに設置する。ただし、コース順、ホールカップ位置は、ゲームのたびに変えることができる。

（１）

　チーム４名以上６名以内で構成（１チームの競技者は４名）し、キャプテン１名、記録員１名を含むものとし、キャプテン・記録員は選手をかねることができる。

（２）

　競技は、スターティングオーダー（打順）にしたがってスタート位置から打ちはじめ、所定のゲートを通過させ、ホールカップに入れるまでの合計打数（紅白両コース）で競うものである。

（３）

　スコアの記入方法は、一つのゲートの通過打数の基準を３打とし、多い場合を＋、少ない場合を−で記入する。
（例）　６打で通過した場合、＋３　　２打で通過した場合、−１　　３打で通過した場合、０

（４）

勝敗の決定

2

個人戦
　競技者全員が競技終了後、合計打数の最も少ない競技者の勝ちとする。合計打数が同じ場合は、最小打数の多い競技者とする。
＊なお、勝敗がつかない場合は、ペナルティストロークで決める。

（５）

1

　両チームのキャプテンのジャンケン、またはトスによって先攻・後攻を決め、先攻を白チーム、後攻を赤チームとし、決められた地点からチームの打順にしたがい交互にスタートする。

2

　打者は、所定のゲートを通過させるまで、続けて打つものとする。

（６）

1

　所定のゲートを通過させる場合は、1回以上木枠に当てなければならない。

2

　「ゲート通過」とは、規定された方向から通過した最初の１回をいう。

3

　「ゲート通過」は、ボールがゲートを結ぶ線を通り抜けた時点（完全通過）で成立する。

4

　逆方向から通過した場合は、１回以上木枠に当てた後、規定方向から通過させなければならない。
＊逆通過したボールが、木枠に当たり、直接に規定方向から通過した場合。

5

　ゲートを通過したボールは、止まった位置でマークする。マークする位置は、次に通過させるゲートに向かって、後方とする。