31 カバディ
場所 人数 対象年齢 運動強度
屋内外 1チーム
7人
若者向き 強度
特 色

  カバディはインド、バングラディッシュなど南アジア諸国で数千年の歴史を持つ伝統ある国技として親しまれてきました。紀元前に、獣を武器を持たずに多才なテクニックを用いて人数で囲み、声を掛けながら捕らえるという遊戯性の高い狩猟方法が存在しましたが、この武器を持たずに戦う技術、獣の襲撃から身を守る方法がやがてスポーツとして成熟し、カバディが生まれたと言われています。攻守の緻密な駆け引きと一転して攻守の入れ替えは息をつく暇が無く、知恵が必要とされるなかなかハードなスポーツです。1990年にはアジア大会の正式種目として採用されています。

用 具

<特になし>
コート

男子コート

12.5m×10m

女子コート

11m×8m

競技方法

(1)

 1チーム12人(プレイヤー7人、控え5人)でプレイが進行される。

(2)

 コートを二分し攻撃と守備を交互に行う。プレイは守備側のコートに限られる。

(3)

 攻撃側は守備チームのコート内にレイダー(攻撃手)1人を送り込み、守備チームの身体にタッチを試みる。(手でも足でもよい)

1

 タッチを成功させて味方のコート内に戻れば得点となる。

2

 タッチされた守備側の選手は一時的な退場(コートアウト)を命じられ、シッテイング・ブロックで待機しなければならない。その時、攻撃側にはコートアウトさせた人数分の得点、1人につき1点が与えられる。

(4)

 レイダーが攻撃中に1回の呼吸で「カバディ・カバディ」と明確に連呼しなければならず、息が続いている内に味方のコートへ戻らなければならない。戻れないときは、守備チームに1点を取られ、レイダーはコートアウトしなければならない。

(5)

 守備チームはレイダーの攻撃に備えタックル、ホールディングなどあらゆる手段で攻撃を阻止する。

(6)

 勝敗は試合時間が終了した時の総得点で決定され、延長戦後も同点の場合は、試合開始後の先取得点を上げた方が勝ちとなる。

 

試 合 時 間

男 子

前半20分・後半20分・休憩5分

女 子

前半15分・後半15分・休憩5分

問い合わせ先
  富山県レクリエーション協会
 〒930-0004  富山市桜橋通り3-1
 TEL 076−431-9070

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