4 セパタクロー
場所 人数 対象年齢 運動強度
屋内外 1チーム
3人
若者向き 強度
特 色

 セパタクローは、マレーシアの王室で500年前に誕生しました。この言葉の意味はマレー語のセパ=蹴る、タイ語のタクロー=ボールで、足でボールをキックするバレーボール形式のゲームです。自分の身長ほどの高さまでジャンプし、アクロバット的なスパイクでボールを打ち返すときのボールの早さは最高で時速140kmほどにもなり、豪快な空中戦は見応え十分です。

用 具

<タクローボール>

 ボールは12個の穴と、20ヶ所の交点を持ち9〜11本の籐の茎で編んだものか、その形を模してプラスティックで作ったものの2種類がある。第11回アジア大会からプラスティック製ボールが公式ボールとして使用されている。

<ネット>

 幅70cm、長さ6.1m、で網の目が6cmから8cm四方の丈夫なものを使用する。
 最上部の高さはポスト付近で1.55m、中央は少したるませて1.52mとする。

コート
競技方法

(1)

 1チーム(レグという)3人で、バック(後ろ)、レフトインサイド(前方の左側)、ライトインサイド(前方の右側)に位置する。

(2)

 トスで勝ったレグが、サーブかコートのいずれかを選ぶ。

(3)

 サービスのとき、レフトインサイドとライトインサイドは各自のクォーターサークルにいなければならない。

(4)

 サービスはバックがサービスサークルに入り、インサイドから投げられたボールをキックして行う。

(5)

 サービス側の両インサイドは、バックがキックしおわるまで、各自のクォーターサークル内にいなければならない。

(6)

 サービス後すぐにすべてのプレイヤーは各自のコート内を自由に動き回ることができる。

(7)

 サービスはネットに触れてもレシーブ側のコート内に入ればよい。

(8)

 サービス後のボールは、手または腕以外の身体を使用して3回以内に相手側コートに打ち返す。

(9)

 サービス権を持つ方が、相手側の失敗によって1点となる。

(10) 反則(ファウル)
 サービス時のサービス側の各プレイヤーが、それぞれの指定のサークル外に足を出したり、ラインに触れたとき。
2  サービス時に、ボールがネットを越える前に、サービス側 のプレイヤーに触れたとき。
3  プレイヤーがセンターラインに触れるか越えたとき。
4  ボールが手や腕に触れたとき。
5  プレイヤーの身体や着衣の一部がネットまたはポストに触れ たとき。
6  ボールが天井や壁に触れたとき。

(11)

 1セット15点で3セット制、2セット先取したレグが勝つ。
両チームが13点になったときは、そこから5点マッチを、14対14になったときは14点を先取したレグが3点マッチを行う選択権を持つ。

問い合わせ先
 富山県教育委員会スポーツ課
 生涯スポーツ係
 〒930-8501 富山市新総曲輪1-7
 TEL 076−444−3461

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