【問 診】
現在や過去の健康状態を本人からきくことを問診といいます。心血管疾患が疑われるような自覚症状や心疾患の既往がないかを調べます。
【血 圧】
安静時の血圧を測定します。高血圧は虚血性心疾患や脳血管疾患の危険因子です。
境界域または軽症高血圧は、運動により改善される可能性がありますが、いつも中等度以上の高血圧の人では降圧薬を服用し、安定した状態で運動を行わなければなりません。(図1参照)
【血液・尿検査】
虚血性心疾患の危険因子である糖尿病や高脂血症などをチェックします。また運動の障害となる貧血、肝・腎機能障害を検査します。
【安静時心電図】
不整脈、心肥大、心筋虚血の有無を検査します。
【胸部X 線】
心疾患、肺疾患の検査をします。
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