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オリエンテーリング(略して「OL」)とは、ドイツ語で「Orientierung
(方向を定めて)」「Lauf(走ること)」という意味です。 19世紀の終わり頃、森と荒野に覆われた北欧で生まれ、現在ではスウェーデンやノルウェーを代表するスポーツとなっています。 日本には、1966年に体力づくりの一環「山野跋渉(ばっしょう)運動」として導入された。自然に親しみながら日常生活に必要な読図(地図読み)やナヴィゲーションのスキルを高める格好のアウトドアスポーツのひとつです。 地図とコンパス(方向磁石)を用いて、山野の中(ゲレンデ=テレイン)に設定してあるいくつかの地点(ポスト=チェックポイント最近はコントロールという)をできるだけ短い時間に探し当ててゴールする競技です。地図の読み方・コンパスの使い方を知れば、歩ける人なら(車椅子の方も参加できる種目もあります)誰でもできるスポーツです。 | ||||||||||
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・オリエンテーリング競技用地図(Oマップ) ・オリエンテーリング競技用コンパス(方位磁石) ・動きやすい服装と運動靴 ・コントロール(赤と白のフラッグ・チェックポイント標識)・パンチ(ポイント通過証明用器具・チェックカードを挟むと針によりパターンが記録される。最近はEカードによる電子式パンチも多くしようされています。) | ||||||||||
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・テレイン(許可を取り地図化した土地)の中で正確に設置されたスタート、コントロール、フィニッシュで構成されます。 ・競技コースは競技直前に設置され、直後に撤去されます。 ・練習やレクリエーションを目的としたコースは、公園内や山野のパスを持って探しながら回ってきます。 | ||||||||||
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<ポイントオリエンテーリング> ・個人または2〜5人のグループで参加し、男子、女子、混合、ファミリーで参加します。 ・地図上に記載されたコントロールを順番どおりに通過します。 ・競技時間内に必ずゴールにもどります。 <スコア・オリエンテーリング> ・地図上の20〜30のコントロールを、決められた時間内に数多く探してゴールします。 ・回る順番は自由ですが、スタート地点からの距離や設置されている場所の難易度で、5〜50点が与えられます。 ・全員同時にスタートします。 | ||||||||||
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1.ポイントオリエンテーションではスタート地点での時間を記入し、1〜3分間隔でスタートします。 2.地図とコンパスを使い、指定されたコントロールを探します。 3.競技時間内にゴールにもどり、時間を記入します。 4.地図の読み方について 距離を知っておきましょう! ・縮尺2万5千分の1では、地図上での1cmは実際に250mとなり、4cmは1kmとなります。 ・等高線 同じ高さの地点を線で結び、それらの線を真上からみたものです。 同一線上はすべて同じ高さです。2万5千分の地図では、10m間隔で引かれています。 距離を調べるには、自分の歩幅で歩測することが大切です。 普通の人なら100mを140歩前後で歩きますが、自分の歩幅どのくらいか知っておくと便利です。また登り道の歩数は1割増、下り坂は1割減になります。 | ||||||||||
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