ラージボール卓球は、硬式ボール(直径40mm)よりやや大きくて軽いボール(直径44mm)を使用し、 表ソフトラバーを張ったラケットを使ってプレーする競技で、新卓球として昭和63年度に誕生しました。

 硬式に比べ、ボールの回転などが 強烈でないため、生涯スポーツとして親しまれ、年々愛好者が増加しています。全国ラージボール卓球選手権大会には、数千人の選手が参加しています。
 ・ラケット:大きさ、形状、重さは任意
       本体は平坦で堅い木製のもので、JTTAと指定業者名の刻印されたもの 
 ・ラバー:JTTA公認の表はソフトラバー(サンドイッチラバー)
      色は任意
 ・ネット:硬式より2cm高い、17.25cm
      色は任意
 ・ボール:セルロイドまたはプラスチック製
       直径44mm、重さ2.2〜2.4gの球体
       色はオレンジ色で無光沢(ラージボール)
・テーブル:長さ274cm、幅152.5cm、高さ76m。
・競技領域:長さ10m、幅5m以上。
 
・1マッチは3ゲームとし、マッチの勝敗は2ゲームを先取した方が勝ちとなります。

・1ゲームの勝敗は、11ポイント先取した方が勝ちとなります。

・10対10以降2ポイントリードした方が勝ちとなりますが、12対12になった場合は先に13ポイントになった方が勝ちとなります。

・サービスはフリーハンドの手を開き、平らにした状態にボールをのせ静止させてから開始します。

・サービスは2ポイントごとに交替し、10対10以降は1ポイントごとに交替します。

・促進ルールを適用します。
 ゲームが開始後8分経過した時点で、両競技者あるいは両組ポイント・スコアが9ポイントの場合、そのゲーム対しての促進ルールは適用しません。
 いったん促進ルールが適用されると、その試合が終了するまで促進ルールが適用されます。
 促進ルールが適用されると、1ポイントごとに交替してサービスをおこないます。
1.試合開始前の練習時間及びゲーム間の休憩は1分以内です。

2.ゲーム前にジャンケンをし、勝った方は、サービスあるいはレシーブの選択権、または、どちらのエンドからスタートするかの権利を得ます。

3.ジャンケンに負けたほうは、ジャンケンに勝った方が選択しなかった権利を得ます。

4.エンド交替は、1ゲームごとに行い、最終ゲームでは、どちらかのスコアが最初に5ポイントになった時点で行います。

5.タオルの使用は、各ゲームの開始から6ポイント及びマッチの勝敗を決定する最終ゲームのエンドの交替のときとします。

富山県卓球協会事務局
万力  悦雄
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