season line CLAY SHOOTING
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[ワンポイント豆知識]
●クレー標的
 競技で使用される標的は、主に石灰などで作られた直径11cm、厚さ2cm5mm、重さ105g程度の円盤状のものです。
 標的は、秒速22〜30mで飛び、それを撃つ散弾のスピードは秒速300m以上です。
 
衝撃 散弾銃の音と砕け散るクレー

●散弾銃を用いて、石灰とピッチで作った標的を空中に放出し、これを射撃して、割れた数によって勝敗を競う競技です。種目には、1個の標的に2発の弾を撃てるトラップ競技と、1個の標的に1発の弾しか撃てないスキートがあります。
競 技 方 法
●国体においては、100個の標的を撃って、何枚割ったかによって勝敗を決める。6人1組の射団を編成し、1ラウンド25個撃を4回繰り返して、100個撃を消化する。
●トラップは自分の正面に飛ぶ標的を撃つが、標的が3台の放出機から、どの方向へどの高さから飛ぶかわからない。スキートは射面が半円形になっており、標的は標的交差点を必ず通るように飛ぶ。
これだけは知っておきたい用語集
プール/スキート競技で、射手の左側の放出機から放出される標的。
マーク/スキート競技で、射手の右側の放出機から放出される標的。
キルド/命中の意味。
レッド/鉛の意味の語で、散弾をいう。
トラップの語源/「わな」、「放鳥器」、「放つ」の意。
スキートの語源/スカンジナビア語で「射撃」の意。
競技のおこり
 トラップは、15世紀頃のヨーロッパで、狩猟に飽き足らなくなった人たちが、鳩などを箱に入れ、そこから1羽ずつ放して撃ち落として技を競うようになったのが始まりといわれています。
 スキートは、1910年、正面にしか飛ばない標的に飽きたアメリカ人が、新しい種目として考案して始められました。
●富山県福光射撃場
 【福光町才川七34】TEL0763-55-1937
 CHECK!! 平成10年度に、トラップ・スキート併用射面の増設も含め、各種改修整備を実施。