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[ワンポイント豆知識]
●個人で演武する形競技
 形競技には個人競技と団体競技があるが、国体では個人競技で競う。また、演武内容については、予選は指定されたリストの中から選んで演武を行う「指定型」、決勝は自分の得意な形を自由に演技できる「得意形」で行われます。
 勝敗は審判員5名の最高点と最低点を除いた3名の合計点で競われます。同点の場合は最低点が加味され、それでも同点の場合は最高点も加味された合計点で判定されます。それでも同点の場合は、審判員の協議により順位を決定します。
●指定形
 現在、全日本空手道連盟は伝統的な形の中から、「バッサイ大」「セイエンチン」「観空大」「慈恩」「チントウ」「セイシャン」「セイパイ」「サイファー」の8つの形を選んでいます。
技の攻防 エキサイトゲーム

●競技は「組手」と「形」の2種目に分かれます。
●組手は、空手本来の打ち合いで、突き・蹴り・打ちの技があり、1本を3回もしくは技ありを6回、またはこれらを組み合わせて合計3本を先取した方が勝ちです。
●形は、攻防技術を基本とした個人競技で、正確さや気魄を競い、審判の採点により優劣を競います。
競 技 方 法
●国体で行われる形の競技方法は、各種別・予選(2ブロック)並びに、2回戦での得点上位8名による決勝戦で順位を決定する。
●組手は、各都道府県代表選手(1名)のトーナメントによる対戦により決定。成年男子組手(個人戦)の選手選出は、体重別に軽量級(65kg未満)・中量級(65kg以上75kg以下)・重量級(75kg超)の3階級で行われる。少年女子・成年女子組手は、無差別級のみで行われる。団体戦は、男子のみ行われ、個人戦の出場選手(3名)と形の出場選手(1名)の計4名の内、3名が出場し行われる。この団体戦は、体重別に行われるのではないので、選手の起用及び対戦順は、監督のさい配の見どころとなる。
これだけは知っておきたい用語集
審判の表示(組手)
勝ちおよび1本/腕を斜め上に上げる。
技あり/腕を斜め45度に下ろす。
引き分け/手のひらを上にして両腕を広げる。
相打ち/両拳を前で合わせる。
忠告/手のひらに拳を添える。
警告/人差し指で足元を指す。
反則注意/人差し指で腹部を指す。
反則/人差し指で顔を指す。
失格/人差し指で斜め後方上部を指す。
副審の表示はすべて旗で行う。
競技のおこり
 空手道は、中国の拳法と沖縄の伝統的な格技が融合して生まれた、日本固有の武術です。現在、日本には50以上の流派があるといわれています。
●上市町総合体育館
 【上市町堤谷11-5】TEL076-472-5300
 CHECK!! 近くには、霊水と名高い穴の谷の霊場もある。