綱引き

---Tug of war

●概要

 日本での綱引きといえば、運動会の種目としてポピュラーですが、正式なルールによる綱引きは、第2回オリンピック(パリ大会)から第7回オリンピック(アントワープ大会)まで続けられ、国際綱引連盟が設立されています。

 日本でも文部科学省主催の“全国スポーツ・レクリエーション祭”の正式種目にも採用され、人気が高まっています。

●用具

 ○ロープ
 ・ 外周は、10〜12.5p、全長は、33.5〜36m
 ・ ロープの中心(赤)、中心から両側2m(白)、両側2.5m(青)のところにマークする。

 ○シューズ
 ・ 専用シューズ、または運動靴を使用する。

 ○ヘルメット
 ・ アンカーマン(最後部のプレイヤー)が着帽する。

●競技方法

 ・ 8人対8人で、チーム体重制で行う。選手の交代は2名まで。

 ・ 「ピック・アップ・ザ・ロープ」の号令で、ロープを持つ。

 ・ 「テイク・ザ・ストレイン」の号令で、ロープをピンと張った状態にする。この後、「ステディ」の合図まで、脚や身体を
  動かさない。いつでも綱引きが始められる準備姿勢をとる。

 ・ 「プル」の合図でロープを引き合う。

 ・ ロープの中心から2mのホワイトマークが、最遠方の2mラインを超えたとき、つまりロープが4m移動したとき、
  勝敗が決する。

 ・ 競技時間に制限はなし。勝負が決定するまで続ける。ゲームとゲームの間に、最高10分の休憩が与えられる。


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