アイスクライミング

---Ice climbing

●概要

 アイスクライミングは、大別すると、雪の斜面が氷化したタイプのルートと、流氷が氷結したタイプのルートです。

 最近では、用具の進歩とクライマーの技術の向上によって、あぶみ(小さなはしご)に頼らなくても、垂直の氷爆(滝がそのまま氷結したもの)を登れるようになりました。

 氷爆に登るには技術的に高いものが要求されますが、斜度が緩く、高度のない氷爆は、よい指導者がいれば、初心者でも楽しむことが可能になります。

●用具

 1)アックス
  ピッケル、アイスハンマー、バイルのことをアックス類と総称する。

 2)アイゼ
  登山靴に付ける金属製の爪のこと。

 3)登山靴
  冬用の登山靴は、近年、プラスチックブーツが主流。計量で防水性に優れ、耐久性がある。

 4)アイスピトン
  転落したときに、停止するように打つ杭のこと。

 5)その他
  ロープ、カラビナ(金属製の輪)、ハーネス(体につけるベルト)、スリング(テープの輪)、エイトリング(下降器)が必要。


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