シャトルボール

---Shuttle ball

●概要

 シャトルボールは、2つのバスケットのついたシャトルバーを操り、パスをしながら相手ゴールをねらうというユニークなニュースポーツです。

 誕生したのは1987年で、従来のスポーツにない、陽気でフィットネス感覚のスポーツを日本で育てられないかと、さまざまなスポーツを研究した結果編み出されました。

 現在、大学の正課体育に取り入れているところもあります。

●用具

 1)シャトルバー
  バーの両端に、片方はハードバスケット、もう一方にソフトバスケットを取り付けたもので、長さは1.6m、重さは670g。

 2)ボール
  外径70p、バウンドボール(重さ2.5g)およびウェイトボール(重さ50g)各1個

 3)ネット
  高さ2m×長さ6m。

 4)ゴール
  幅3m×高さ2m。

●競技方法

 【チームゲームの競技方法】
 ・ 1チームの構成員は8名、うち5名が試合を行い、他は交代要員。

 ・ ゲームは、コート中央からスローオフでスタート。

 ・ ボールをキープしたチームは、パスをしながら、ゴールを目掛けてシュートを決める。このとき、ボールをバスケットに
  入れたまま5秒以上経過すると反則となり、相手側のスリースローとなる。

 ・ ボールをキープした時点から3歩まで歩いてよいが、4歩目の足が地面につくと反則となり、相手側のスリースロー。

 ・ ボールが地面についた場合は、両チームでそのボールを奪い合うが、そのときは、ソフトバスケットだけを用いる。

 ・ 故意に相手のスティックを叩いたり、故意の身体接触は反則となる。

 【ネットゲームの競技方法】
 ・ バドミントンコートを使用。

 ・ 得点は、サーブ権を有するチームがポイントしたときに得点となる。

 ・ 1ゲーム10点先取制とし、3ゲーム行う(2ゲーム先取)。

 ・ ソフトバスケットでレシーブし、ハードバスケットにシャトルした後リターン。

 ・ レシーブ側は、サービスされたボールをノーバウンドまたはワンバウンドで、ソフトバスケットでレシーブしなければ
  ならない。


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