ストリートホッケー

---Street hockey

●概要

 野球の盛んな日本で、“路地裏スポーツ”の代表格といえば、キャッチボールですが、アイスホッケーの盛んなカナダでは、ストリートホッケーです。

 この競技は、アイスホッケーの選手たちがシーズンオフに、グラウンドや体育館でトレーニングのために始めたものです。ルールはアイスホッケーに準じています。

 パックの変わりに、バウンドしないプラスチック製のボールを使用するので、ハイスティックになりにくく安全であることから、1980年10月に、千葉県市川市の健伸幼稚園で始められました。

●用具

 1)スティック ・・・ 長さ117p、木製。アイスホッケーのジュニア用スティック。

 2)ボール ・・・ 専用ボール。入手できない場合は、パンクさせた硬式テニスボールでもよい。

 3)ゴール ・・・ 横100p、高さ90p。

 4)ゴールキーパー用スティック ・・・ 長さ114p、木製、幅広のブレード。

 5)フェルト ・・・ 体育館の床を保護するために、スティックテープで保護する。

 6)すね当て ・・・ サッカー用。

●競技方法

 ・ 1チーム6人のプレイヤーで構成。ゴールキーパー1名、デフェンス2名、フォワード3名。

 ・ アイスホッケーのルールを基本にする。

 ・ 試合時間は、3ピリオドとし、各ピリオドの間に5分間の休憩をとる。

 ・ 一般には1ピリオド20分、年少者・高齢者は1ピリオド10分を原則とするが、試合時間は対象者に応じ、
  自由に設定してもかまわない。


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