古くは大陸の凍った池や川の上で、子どもたちの遊びとして始まったといわれています。一方、このカーリング用の円石が、スコットランドの地下から発掘され、1511年の刻印があったことから、16世紀には楽しまれていたことが証明されています。
1838年になると、カーリングの標準規則を制定する目的で、グランド・カレドニアン・カーリング・クラブとして紹介されています。
カナダでは、19世紀の初め、ケベックにスコットランドの連隊が駐屯してから盛んになりました。ケベックは湖や河がよく氷結し、カーリングを楽しむのに適した気候だったようです。
現在、最もカーリングが盛んなのはカナダで、150のクラブがあり、約250万人の競技人口がいます。
日本では、1967年富士山麓のスケートリンクで、初めて紹介され、1978年には、北海道池田市の町民スポーツとして始められ、多くの人たちに楽しまれています。1988年のカルガリー(カナダ)オリンピックから公開種目に採用されるようになりました。
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