ビーチボール

---beach ball

●概要

 夏の海岸で、よく見かける空気入りのビニールボールで楽しむミニバレーボールの一種です。アメリカ西海岸で流行している2人対2人で行うビーチバレーボールとは異なったゲームです。

 軽いボールを使用するため、スピードが遅く、突き指の心配がないので、ボールに恐怖心を持つことがありません。また、ボールの飛ぶ方向に意外性があり、予測がつけにくく、 ゲームを面白くしています。

 1979年に富山県朝日町で考案されたものは、“ビーチボール”と名付けられ、他のビーチバレーボールと区別し、独自のルールで、毎年全国から愛好者が朝日町に集まって、全国大会を開催しています。

●用具

 1)ビーチボール

 2)ネット ・・・ バドミントン用

 3)支柱 ・・・ バドミントン用支柱に補助支柱をつけたもの

●競技方法

 ・ 4人対4人で行う。

 ・ ボールは肘から上のどの部分に当たってもよい。

 ・ サービスは1回。前衛右に位置したものが、サービスコート内からアンダーハンドで行う。

 ・ サービス権を持ったチームは、時計回りに1ポジションずつ動く(ローテーション)

 ・ サービスが打たれた後は、どのプレイヤーもアタックやブロックができる。

 ・ パスは3回以内とする。

 ・ 1セットは9点先取で、3セットマッチ。両方8点になったときは、その後2点差がつくまで行う。


もくじへ