---Indiaca
羽根のついたボールを、6人制のバレーボールのルールに準じて、素手で打ち合うゲームです。専用ボールは「インディアカ」とよばれ、はねつきの羽根を大きくしたような形状をしています。打撃部分は平たくて、軟らかなスポンジが入っています。
1セット(15分先取)行うのに、10〜20分の時間を要します。参加者の年齢、体力、身体能力に応じ、柔軟にルールを変更するのもよいでしょう。
1)インディアカ ・・・ 平らなボールに赤い羽根がついている。 2)支柱 ・・・ 専用支柱。体育館のバドミントン用埋設器具に差し込む。 3)ネット ・・・ バドミントン用ネット
・ 4人対4人で行う。 ・ 各チームは、インディアカを自陣コート内の床面に落とさないよう、ネットごしに打ち合う。 ・ 各セットは、15点先取制。14対14になったらジュースとなり、そのあと2点を勝ち越したチームが、そのセットの勝者。 3セットマッチで、2セット先取したチームが勝者となる。 ・ サービスは、後列右の競技者が、自陣コートのエンドラインの右半分後方からアンダーハンドで行う。サービスは1回。 ・ サービス権を得たチームは、ただちに時計の針と同じ方向へ位置を移動する(ローテーション)。 ・ インディアカは、3回以内のプレーにより、相手コートに返さなければならない。 ・ サービス権を持ったチームがポイントすると得点となる。
手で打つ羽根ボールを使った遊びは、南アメリカなどのインディアンの間で昔から行われてきました。その初期の形は、トウモロコシの葉を束ねた原始的な羽根ボールでした。
そのゲームが、1930年頃にヨーロッパに紹介され、次第に工夫が加えられ、現在のスタイルが完成しました。
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