ラウンドテニス

--- Round tennis

●概要

 支柱の先端からボールをひもで吊し、ラケットで打ち合うテニスの一種です。

 ボールを定められた方向に打ち、支柱に巻きつけた方が勝ちになります。ボールを強く打つので、スピード感のあるゲームです。また、比較的狭い場所でも楽しめるのも、特徴の一つです。“スイングボール”“テザーテニス”などとも呼ばれている。

●用具

 専用の用具も販売されていますが、あまり一般的ではない。バドミントン用の支柱などに少々手を加えれば、楽しむことができる。

 1)支柱
  高さ2m。1mの高さに、ビニールテープなどの目印をつける。先端に1.5mのひもを吊す。
  ひもの端には軟式または硬式のテニスボールを取り付ける。

 2)ラケット
  テニスラケット、スカッシュ用ラケット、ラケットボール用ラケットを使用する。

●競技方法

 ・ シングルス、またはダブルスで行う。

 ・ ダブルスのときは、卓球と同じように、交互に打ち合う。

 ・ サービスは、アンダーハンドで行う。返球で空振りしても失点にはならない。

 ・ ボールが1mのラインよりも下に巻きついたときは、ノーカウントでサービスを交代する。

 ・ ボールが1mラインよりも上に巻きついたら、3点を得る。

 ・ 相手プレイヤーの身体にボールを当てたら、3点を得る。

 ・ 誤って、ひも、ポールを打ったときは、1点を失う。

 ・ 自分のコートから足が出たときは、1点を失う。

 ・ 1セットは3点先取とし、2セット先取か、3セット先取で勝敗を決める。

 ・ 1セットの制限時間は5分間。得点の多い方をそのセットの勝ちとする。


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