テニスバットはベーコンを切る西洋まな板(角の丸い盆状の板に柄がついている型) で、テニスボールを打ち合って遊んだのが始まりです。キッチン用具を利用した遊びから、スポーツに発展した点に興味深いものがあります。
テニスバットも始めの頃は、「コートにこだわらず、気軽にテニスを」という発想で楽しまれていました。その後1970年には、ドイツスポーツ連盟の公認スポーツとなり、専用の用具を使うようになりました。
木製のバットで硬式のテニスボールを打ち合うため、テニスコートよりずっと狭いスペースで行うことができます。また、テニスラケットの3分の1ぐらいの大きさなので、初心者でも容易に楽しめます。“ビーチバット”ともいいます。
|