22 ティーボール
場所 人数 対象年齢 運動強度
屋内外 1チーム
10名
小学生 中度
特 色

 ティー・ボールは、野球やソフトボールに極めて類似したゲームです。ティーボールが野球やソフトボールと大きく異なるところは、ピッチャーが投げるのではなく、本塁プレートに置いたバッティングティーにボールをのせその止まったボールを打者が打つことにあります。したがって、このティーボールになじむことが、子供たちの野球やソフトボールに対する興味の下地になると思われます。

用 具
 <ボール> やわらかいもの
 <バッド> プラスティック
 <バッティングティー>
コート
*守備位置は右の図の通り
競技方法

(1)

試合は原則として次の3通りとする。

1

 2チームが攻撃と守備に分かれ、攻撃側の全打者が攻撃を完了した時点で攻守を交代し、規定の回数(3回〜5回)を終えた時、得点の多いチームが勝者となる。スリーアウト毎に累上の走者はベンチに返す。最終回の残塁者はこの限りではない。

2

 2チームが攻撃と守備に分かれ、攻撃側の10名の攻撃を完了した時点で攻守を交代し、規定の回数(3回〜5回)を終えた時、得点の多いチームが勝者となる。残塁の走者は次回に受け継ぐ。最終回の走者はこのない限りではない。

3

 2チームが攻撃と守備に分かれ、第3アウトが成立することによって攻守を交代し、規定の回数(3回〜5回)を終えた時、得点の多いチームが勝者となる。

(2)

 攻守の決定は、試合前に審判員立会いでジャンケンで決める。

(3)

得点
 走者がその回終了までに、正しく1塁、2塁、3塁、本塁に触れた場合1点が記録される。

(4)

アウト
 バッターまたは走者は次の場合にアウトとなる。

1

 フェア区域・ファウル区域にかかわらず、打ったボールが地面に落ちる前に守備側に捕られた場合、バッターはアウト。

2

 守備側がゴロを捕球して投げたボールが、打ったバッターよりも先に一塁側に到着した場合、または後ろの走者に押されて進塁してくる走者より先に、そのベースにボールが到着した場合、または後ろの走者に押されて進塁してくる走者より先に、そのベースにボールが到着した場合、走者はアウト。

3

 塁を離れた走者に、ボールでタッチした場合、その走者はアウト。

(5)

注意事項

1

 審判が「プレイ」を宣言した後、打者はバッテイングティーに載ったボールを打つ。

2

 三振はなし。(フェア地域に飛ぶまで打つ)

3

 走者は打者が打った後、離塁することができる。

4

 盗塁はなし。

  尚、このルールは、日本野球連盟と富山県ティーボール連盟が野球の普及のために考案したものであり、ルールについては、柔軟に対応できる。

  ティー・ボールは2000年国体のデモンストレーション種目として舟橋村で開催される。

問い合わせ先
  富山県ティーボール連盟
  〒930-0887  富山市五福9区4011-4
  牧野 友昭 方
  TEL 076−431-5678
  FAX 076-431-5678

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