6 クロリティー
場所 人数 対象年齢 運動強度
屋内外 2人対2人
以内
誰でも可 軽度
特 色

 スポーツ輪投げ”クロリティー”は、アメリカの”ホースシュー”と日本の伝統的な”輪投げ”をミックスして作られた最新の輪投げ競技です。この競技の特徴は、リングが目標棒に入らなくてもリング(輪)の一部がベース(得点板)内にあれば得点となり、次のプレイヤーの機転で、すでに投げられた味方のリングを有利にしたり、相手のリングを不利にしたりできるのがおもしろいところです。特に専門的な知識が必要でなく、ルールも簡単なので子どもから高齢者に至るまで、誰でも楽しむことができる健康スポーツといえます。

用 具
<得点版> 75cm×75cmの正方形の公認ボード、傾斜角度は60度
<リング> 内径13cm・外形18cm・重さ150g〜200gのゴム製で単色カラー2種類各10個
コート
レーン(幅91cm・長さ10m以上。3・5・7・9mにラインを引く)
競技方法

(1)

 シングル・ダブルス・ミックスダブルスのいずれかで実施する。

(2)

 ジャンケンで投げる順番を決め、シングルスは交互に1個ずつ各10のリングを片手で投げる。ダブルスは、先攻・後攻交互に5投ずつ投げる。

(3)

 競技は3セット及び1セットマッチプレーで行い、得点の総合計で勝敗を決める。
(1セットマッチの場合)

区分 シングルス ダブルス(ミックスダブルス)
対象 一般 子ども・高齢者 一般 子ども・高齢者
投げる距離 5・7・9m 3・5m 5・7・9m 3・5m
最高得点 300点
10投×3回
=30投
200点
10投×2回
=20投
600点
10投×3回×2人
=60投
400点
10投×2回×2人
=40投

(4)

 それぞれの距離からボードに向けて投げた後、有効得点を数える。
有効な得点とはボード上にリングがあることが条件。何点になるかは、ボード上に点数ごとに色分けされたエリアのうちリングが半分以上かかっているエリアの点数によって決める。

 1 ボード上に単独にあるもの。

 2 相手チームのリングの上に3分の1以上重なっている場合。

 3 センターポールにかかっている場合

 4 リアクションボードを利用してボード上にリングがある場合。

【得点例】

 Bチームの得点。1番の上の輪によって得点が決まる。この場合3分の1以上重なっているので、下にある輪の両方とも、有効得点を失う。
 3分の1以上重なっているので、1番上の輪と同チームの輪(Aチーム)は得点となり、Bチームの輪は有効得点を失う。

 どの輪も有効得点となる。同チームの輪だから3分の1以上の重なりであっても、有効得点となる。また、一番下の輪は、Bチームの輪であるが、重なりが3分の1以下なので、これも有効得点となる。
(5)  反則や、地面上に1度落ちた後、バウンドしてボード上にあるときは無効得点となる。
(6)  反則
 1 投げ輪の順番を間違えたとき。
 2 投げ輪時にラインから足が出た場合。
 3 投げたリングが落ちて静止しないうちにプレイヤーが動いた場合。
 4 両手でリングを投げた場合。
 5 1度に2個以上のリングを投げた場合。
        センターボール・・・10点
黄色・・・・・・・・・・・・ 8点
赤色・・・・・・・・・・・・ 6点
青色・・・・・・・・・・・・ 4点
黒色・・・・・・・・・・・・ 2点

問い合わせ先
 富山県教育委員会スポーツ課
 生涯スポーツ係
 〒930−8501 富山市新総曲輪1−7
 TEL 076−444−3461

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