8 ダーツ
場所 人数 対象年齢 運動強度
屋内 2人以上 誰でも可
特 色

 ダーツ起源は1455年「バラ戦争」へと駆り出されたイギリス人兵士たちが、武器の弓矢を使って的を射て、戦場での不安を紛らわせたのが始まりです。
 ダーツは集中力や持続力を養い、自律神経を強化するといった機能の向上はもちろん、マナーやしつけが身に付くなど青少年にとっても理想的なスポーツです。現代人のストレス解消や、障害者のリハビリテーションにも適している上、家族で楽しめるレクリエーションとして、さらには生涯スポーツとして注目されつつあります。

用 具

<ダーツ> <ダーツボード>

ダーツ(矢)3本一組

長さ 30.5cm以内

重さ 50.0g以下
直径 45.5cm

厚さ  7.3cm

重さ  3.7kg
コート
 ダーツボードの設置方法
 

 

・20点が真上に来るのが基本

・スローインラインを踏んで投げてはいけない。

競技方法

(1)

 ゲームは1回に3本のダーツを投げる。この1回を「ワンスロー」と呼び、「スリーダーツ」と数える。ワンスローの合計得点を得点とする。 

1

 投げたダーツが跳ね返って落ちた場合は無効となる。

2

 3本投げ終わり、得点をコールする前に落ちてしまったダーツは得点にならない。ダーツが当たって落ちた場合も同様である。

3

 ダーツは、ポイントがボードにふれていなければならない。フライトに刺さった時はもちろん無得点。2本の刺さっているダーツの間に引っかかり、ポイント部分がボードにふれていれば得点になる。


ゲームの種類

1 501(ファイブ・オー・ワン)
 公式戦でもっとも多く採用されているゲーム。基本的には2人で行い、501点の持ち点を減らして行き先に0点になった方が勝ち。

(1) 
 

 ミドルフォーディドルで先攻を決める。
コイントスかジャンケンで勝った方がダーツ1本をボードの中心に向かって投げる。刺さった矢がブルに近いほうが先攻。

(2) 

 ゲームは3レッグ勝負(1セットを1レッグという)
勝利はベストオブスリーで2セット(2レッグ)先勝した方の勝ち。先攻・後攻はレッグごとに交代する。

(3) 

 1レッグの終わり方/ダブルフィニッシュ
最後は必ずダブルリングもしくはダブルブルに入れて、ジャスト0点にして終了しなければならない。例えば、残り60点の場合まず20シングルに入れて残り40点とし、次に20のダブルに入ればダブルフィニッシュとなる。

(4)

 制限ダーツ数
20スロー60ダーツが制限ダーツ数。つまり3本ずつ20回以内に終了させる。2人とも終わらなかったときは、ミドルフォーディドルで勝負を決める。
(同じルールの301<スリー・オー・ワン>は15スロー45ダーツが制限ダーツ数である。)


2 UNDER THE HAT(アンダー・ザ・ハット)
 仲間どうし気楽に楽しめ、わりと短時間で勝負がつくゲーム。

(1)
 

 1人の持ち点3点で始める。
ミドルフォーディドルで順番を決める。(501を参照)。1番の人から順に3本ずつ投げ、得点をスコア表に記入する。

(2)

 何人でやっても前の人が相手
 2番目の人は前の人より高い得点を上げればクリア。同点でも負けとなり、1ポイント失う。最後の人が終われば1番に戻って続ける。3ポイント失った人はその時点で失格となってゲームを抜け最後に残った人がチャンピオンとなる。

(3) 

 スコアの取り方
 (3人の場合)
  まず、A君が1スロー(3本のダーツを投げる)する。3本の合計点は40点。1番最初の人は何点でもOK。次にB君が1スローし得点は45点出した。A君より高い得点を上げたのでB君はクリア。次のC君は30点でB君の45点より低いため×がつき1ポイント失う。A君はC君より高得点でクリア。同じように続けていき、B君は4スロー目で残りポイントを失って失格。A君に3つ目の×がついた時点でC君の勝ちが決まる。

問い合わせ先
 富山県ダーツ協会事務局
 〒937-0017
 魚津市江口22 カントリーハウス3F
 小山 益政 方
 TEL 0765−23−0787

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