生涯スポーツ推進の手引き・スポレクとやま2010～フリー参加種目～ビーチボール

　1979年に生涯スポーツとして富山県朝日町で考案されたスポーツで、「いつでも、どこでも、だれでも」を合言葉に全国大会も開催されています。

　ビーチボールは、子供から高齢者まで幅広く楽しめるスポーツで、狭い場所でも手軽にでき、ボールが柔らかいので突き指の心配はありません。ボールのスピードがやや遅いため、ボールをどこまでも追いかけるので、ラリーが続きやすく、運動量も多くなります。
　
また、軽いボールを使用するためスピードに変化があり、さらにボールの回転をコントロールすることで飛ぶ方向に意外性が生まれ、ゲームをおもしろくしています。

　近年は競技スポーツとしても盛んになり、男女別、年齢別に大会が行われています。

･	ボール：	球状で、白と緑のビニール製
		重さ：70±２g　直径：27±１cm
・	ネット：	専用ネットまたはバドミントンネットを準用し、コート面が180cmの高さとし、支柱の両端（外側）にアンテナを取りつけネットの上に80cm以上出るように取りつけます。
・	支柱：	専用支柱・バドミントン支柱利用し高さ180cmとします。

両チームのキャプテンは、試合開始に先立ちトスを行い、勝ったキャプテンは、コートを選ぶかサービス権を取ることができます。
サービスはアンダーサービスで１本とし、サービスラインの後方より相手コートに向けて行います。
サービス権を得たチームは、ローテーション（右回り）をして、右前衛者がサービスを行います。
プレーヤーの交替は、１セット内に３回（３人）まで自由に交替できます。

　コートはバドミントンコート(ダブルス)を準用し、サイドライン、エンドライン、ハーフライン、センターライン・サービスラインを引いて利用します。

・２つのチーム(1チーム４人）が一定のコートの上で、ネット越しにビーチボールを打ち合い、決められた点数（1セット９点）を早く得点することを競います。但し、両チームともに８点を得た場合はどちらかが２点差で勝ち越すまで延長となります。
・１試合における競技セット数は３セットとし、２セット先取したチームが勝ちとなります。
・チーム構成は1チーム監督１名、選手６名以内となります。