令和7年9月3日(水)から高岡市の塩谷建設「正気館」にて、NPO法人日本視覚障害者柔道連盟の男女強化合宿が開催されるにあたり、日本代表監督・コーチ、並びに選手の方々が富山県庁を訪問されました。
この合宿は男子監督の谷井大輝さんとコーチの田知本遥さんが富山県出身であることが縁で本県にて開催することとなり、視覚障がい者柔道の強化と普及を目的とした日程が組まれています。この日も富山県立富山総合視覚支援学校と富山県立ふるさと支援学校を訪問され、柔道体験イベントを終えたのち、来庁されました。
谷井監督と田知本コーチは「パラ柔道を広く知ってもらいたい。活動のスタートが富山で行えることに感謝したい」と語り、パリパラリンピック銀メダリストの半谷静香選手は富山県の高校生・大学生の協力を得て練習ができることに「見て学べない分、多くの相手と組み合うことで経験値が上がる。この合宿で多くのことを学びたい」と語られました。今年の世界選手権で準優勝だった櫻井徹也選手は支援学校での生徒との交流を振り返り「技を繰り出した時の歓声や子供たちが喜ぶ笑顔に力をもらえた。合宿では多くの技を習得できるよう頑張りたい」と語られました。
合宿最終日の6日(土)は午前中に小学生を対象とした柔道交流イベントを予定しています。
富山県は日本視覚障害者柔道連盟の皆様の活躍を応援しています!
左から田知本コーチ、半谷選手、櫻井選手、谷井監督