HEALTH SWIM in TAKAOKA Vol.12

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ザ・レベルアップ講座-ストリームライン

 今回は水泳で最も大事なストリームラインについてふれたいと思います。
 ストリームライン(※1)とは、『流線型』で水の抵抗が少ない水中姿勢です。この姿勢を維持することによって、スムーズにプル(※2)・キック(※3)動作の力を推進力に換えることができます。抵抗は流体の密度や断面積に比例して大きくなり、さらに速度の2乗に比例します。従って、水の抵抗を減らす姿勢を作り、維持することが速く泳ぐための最重要課題と言えます。抵抗を少なくする姿勢を作るためには、体をまっすぐにしなければなりません。体が曲がったり、反ったりすると断面積が大きくなるので抵抗が大きくなります。そこで、体幹のトレーニングでまっすぐな姿勢を意識して作り、キープできるようにしましょう。
 最初にまっすぐな姿勢を確認してみましょう。仰向けに寝て、腰の下に手を入れてみてください写真1。まっすぐにするには、このスペースをなるべく少なくしなければなりません。今度は、写真2のように膝を曲げて腰の隙間がなくなるように腹筋に力を入れます。この時に骨盤を上に向けて腹筋を締めることを意識してやってください。その状態を維持しながら足を徐々に伸ばしていきます写真3。この姿勢がまっすぐなラインなので、この状態をキープするための簡単なトレーニングを紹介します。
 まず、写真2のように骨盤を上向きにします。その状態でクランチ(※4)して写真4、さらに腰を床に押し付けるように3秒間止めます。そして、肩甲骨を床まで下ろします写真5(10回程度)。
 次に、ショルダーヒールを紹介します。骨盤を上に向けて腹筋を締めたまま膝から肩のラインがまっすぐになるように腰を上に持ち上げ静止します写真6(10〜60秒)。この時に、骨盤を締めたまま床と平行でぐらつかないようにすることが重要です。
 また、エルボートウ写真7で実際のストリームラインをキープするエクササイズ(10〜60秒)ができるようになると、まっすぐな姿勢を水中で無意識にキープしたまま泳げるようになります。お尻が曲がったり写真8、お腹が落ちてこないように写真9注意してください。
 きれいなストリームラインができるように頑張りましょう!

※注釈 1→手先から足先まで全身をまっすぐに伸ばした姿勢 2→水中での腕のかき 3→水中での足のけり 4→仰向けで膝を立てた状態で行う腹筋運動

 

 

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曜 日 教 室 時 間 期 間
月曜日 水中ウォーキング 14時〜15時 9月4日〜 11月20日
月曜日 水泳上達 19時〜20時 9月4日〜 11月20日
水曜日 太極拳 18時30分〜20時 10月4日〜 12月6日
木曜日 ヨーガ1 18時〜19時 9月7日〜 11月9日
木曜日 ヨーガ2 19時15分〜20時15分 9月7日〜 11月9日
金曜日 水中エアロビクス 19時〜20時 9月1日〜 11月20日
土曜日 エアロビクス 10時〜11時 9月2日〜 11月11日
土曜日 水泳初級 14時〜15時 9月2日〜 11月11日

─第3期は1月より開催予定(受付:12月中旬予定)─

 

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