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参加種目目次
 日本では、「社交ダンス」いう言葉がよく使われますが、スポーツとしても認知されるようになり、オリンピックの正式種目になる可能性も高まる中で、国際的には「ダンススポーツ」という言葉がポピュラーです。

 競技ダンス種目は、大別するとワルツやタンゴ等の「スタンダード競技」とチャチャチャやルンバ等「ラテン競技」があり、それぞれ5種目を踊って総合点を競います。
  6組〜12組カップルが同時にフロアで踊るので、それらを相対的に評価します。審査員は 相対評価で点数をつけていきますが、審査項目は、@タイミングとベーシックリズムAボディラインBムーブメントCリズムの演出表現Dフットワークの5つのポイントで評価します。審判員の数は競技会の規模にもよりますが、5、7、9人の奇数です。
 
 順位の決め方は、予選では、審判員からより多くチェックをとったカップルが次の予選に進めます。決勝では、スケーティングシステム(順位法)と呼ばれるシステムを採用しています。それは過半数の審査員から1位をとったカップルが1位になるというシステムです。7人審判員の場合、4人が1位で残り3人が最下位をつけたとしても1位になります。もし同時に3人から1位、残りの4人から2位を取ったカップルがいても、そのカップルはあくまでも2位で、先のカップルが1位になります。
 競技で使用する用具はありませんが、服装では、スタンダードは男性は燕尾服、女性はスタンダード用のドレスを、ラテンは男性はラテン衣装、女性はラテン用ドレスを着て競技します。
 競技規定で技術レベルによるドレスコードが決められています。
 競技場では普通6組〜12組の選手が同時に踊りますが、1組当たりフロア面積に規定があり、DSCJ(日本ダンススポーツカウンシル全日本統一級)の規定では25平方メートル/1組以上が必要です。

 ダンススポーツは、音楽に合わせて正確にステップを踏むためにパートナーと息を合わせることから、男女が一緒にかつ平等を競うことのできる数少ないスポーツの一つで、そのビジュアル的なアピールも魅力です。

 競技選手の年齢や技術レベルにより階級分けがあります。

 年齢により、ジュブナイル、ジュニア、ユース、一般(年齢制限なし)、シニア、ミドルシニア、グランドシニアの分類があり、技術レベルにより、A〜D級(Aがもっとも上級)、1〜6級等があります。

 その他、競技規則で「昇降級規定」「採点管理規定」「審判規定」「アンチドーピング規定」等が決められています。
 

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