・競技時の服装 ショートパンツ、衿付きスポーツシャツ及びストッキングの標準的なスポーツ用の服装を着用します。 ・保護着衣 アンカーの保護着衣は、障害防止を目的に厚さ5.0cmまで許され、計量責任者の承認を得た後に、ユニフォームの下に着用します。この場合には、打数の加算はありません。 ・保護ベルト 腰部の保護を目的とし、軽量責任者の承認を得た後に、ユニフォームの上に着用します。 ・綱引きポジション 選手は、両手の平が向かい合うように素手でロープを握り、腰から上で保持しなければなりません。 ・アンカー・ポジション アンカーのロープの持ち方は、一方の脇の下を通り、背中から反対側の肩に回し、脇の下を通して後方に垂らし、他の選手と同様にロープを握ります。 ・主な反則
1.シッティング: |
故意に地面(床)に座った場合、またはスリップした後直ちに綱引きポジションに戻れない状態 |
2.ロッキング:ロープの自由な動きを妨げる持ち方 |
3.グリップ:
規定以外の握り方をした場合 |
4.プロッピング: |
ロープが体と上腕部の間を通ら、かつ腹部より下の位置で保持する状態 |
5.ポジション: |
しゃがみ込んだ状態、または、足先が膝より前に伸ばしていない状態 |
以上のような反則行為が起きた場合は、その反則行為を是正するため、審判員は通告を行います。通告を受けても反則行為
が継続している場合は、コーション(警告)が宣告され、3回目のコーションで反則負けとなります。 |
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- 競技の開始
(1) |
「集合」主審の合図で、ロープの左側に入場整列します。 |
(2) |
「ピック・アップ・ザ・ロープ」(両手を前に水平に伸ばす動作)の合図で選手は綱を持ちます。 |
(3) |
「テイク・ザ・ストレイン」(手の平を内側にして両手を
頭上に上げる)の合図で選手はロープ
を「ピン」と張りながら主審の指示に従いセンター合わせを行う。 |
(4) |
「ステディ」(両手の平を外向きに返す動作)の合図で選手は静止して
、そのままの状態を保つ。 |
(5) |
「プル」(頭上の両手が素早く下がる動作)でお互いロープを引っ張り合う。 |
- 競技終了
(1) |
ロープのホワイトマークが反対側のホワイトラインに達したとき(4m移動時)。 |
(2) |
3回目のコーションが宣告されたとき。(反則による失格) |
(3) |
ノー・プル(競技を継続できない状態)が宣告されたとき。競技終了後、ロープを開始位置の戻します。 |
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